[30日 ロイター] - ウクライナ当局者によると、ロシアによる30日のミサイル攻撃で、黒海に面する南部の港湾都市オデーサ(オデッサ)の主要空港に新しく建設された滑走路が破壊された。
ゼレンスキー大統領は演説で「オデーサの空港滑走路が破壊された。もちろん再建する。オデーサはロシアの振る舞いを決して忘れなだろう」と語った。
オデーサ州のマルチェンコ知事は、ロシアがクリミア半島からミサイルを発射したと指摘。インターネットに投稿した動画で「幸い負傷者は出なかった。当地では破壊行為に対抗する措置が取られている」と述べた。
トゥルハノフ市長によると、昨年7月に正式に開業したこの滑走路は設計と建設に10年を要した。
市長はフェイスブックへの投稿で「海外からの観光客流入に期待していたが、代わりにロケット弾攻撃を受けた。しかし、オデーサは困難に屈する都市ではない」とし、勝利した後に滑走路を復旧させると表明した。
ロシア軍は攻撃を確認していない。