[プノンペン 6日 ロイター] - カンボジアで5日実施された地方議会選挙は、フン・セン首相率いる与党カンボジア人民党(CPP)が地滑り的勝利を収めた。ただ新党も予想以上に健闘した。
選挙管理委員会の6日の発表によると、ほぼ全ての開票が済んだ段階で、CPPは1万1622議席の80%を獲得した。新党キャンドルライト党は18%。
CPPは選挙前は95%の議席を有していた。
投票率は77.91%。
キャンドルライト党は、前回の議会選前に裁判所から解党命令を受けた野党カンボジア救国党(CNRP)の流れをくむ。CNRP党首だったサム・ランシー氏は、ここ数年事実上一党体制だったがキャンドルライト党が民主主義の復活を成功させたとツイッターに投稿した。