[ロサンゼルス/ワシントン 9日 ロイター] - ロサンゼルスで開会中の米州首脳会議では、不法移民を抑制し、移民を積極的に受け入れる国への支援措置などを宣言する見通し。ロイターが草案資料を確認した。
6月6日と7日付のこの資料には、移民受け入れ国向けに提供できる金融サービスを検討するよう銀行に要請したり、移民が官民サービスを受けやすくするためなどの取り組みが示されている。
法の執行や情報共有、ビザ制度の拡充で各国が協力し、短期的な労働機会の拡大を目指すことも宣言する。
草案内容が最終的なものかどうかについてホワイトハウスと米国務省にコメントを求めたが、回答は得られていない。