[バチカン市 12日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコ(85)は12日、歩行の問題で訪問を中止せざるを得なくなったとして、コンゴ民主共和国と南スーダンの国民に謝罪した。今後、状態が改善するよう希望しているとも述べた。
教皇は12日、サン・ピエトロ広場で行った日曜講話で、「この訪問の中止を余儀なくされたことを極めて残念に思っている。実現することを望んでいる」と語った。
バチカン(ローマ教皇庁)は9日、7月2─7日に予定していた訪問が教皇の膝の不調により無期限で延期となったと発表した。教皇は、ここ1カ月以上車いすの使用を余儀なくされている。法王庁は「膝治療の結果に影響を及ぼさないため」と延期の理由を説明した。
7月24─30日のカナダ訪問は依然予定されている。