[オスロ 20日 ロイター] - ベネズエラ政府と反対勢力の代表がともに、21・22日に開催される「オスロ・フォーラム」に出席する。ノルウェー外務省が20日明らかにしたもので、両者の交渉再開に希望が開かれる形となった。
「オスロ・フォーラム」は紛争仲介に特化した国際イベント。近年600万人超の国外退去を招いているベネズエラの経済・政治危機について話し合うため、ノルウェーが仲介している。
ベネズエラのマドゥロ政権は昨年10月、反対勢力との交渉からわずか2カ月で撤退。複数の関係筋は5月にロイターに、マドゥロ政権はノルウェーが仲介を続ける場合交渉再開に消極的とされていると明かしていた。