[ロサンゼルス 20日 ロイター] - 米カリフォルニア州北部オークランドにある州第3位の港湾施設で20日、独立系トラック運転手の活動を困難にする新たな労働法に反対する抗議デモが行われ、貨物の運搬作業が停止している。
運転手らは港の出入り口をふさぎ、貨物の搬入・搬出を妨害している。18日に始まった抗議デモは日を追うごとに拡大し、混乱が広がっている。
同州では単発や短期の仕事を請け負う「ギグワーカー」を含む独立事業主の定義を厳しくする新法「AB5」が間もなく施行される可能性がある。運転手らは新法により多額のコストを負担することになり収入がなくなると懸念している。
先週には南部ロサンゼルスとロングビーチにある2大港湾施設でも抗議デモが起きた。
これら3港は全米のコンテナ貨物量の約半分を扱っている。