[23日 ロイター] - 米カリフォルニア州オークランド港で州の新「ギグワーカー」雇用法に反対する個人経営のトラック運転手らが港湾ゲートを封鎖し抗議活動を続けている問題で、港湾広報担当者は、24日は朝から一部業者が積み込みに取りかかる態勢だと語った。
ただ、抗議活動を支援するトラック運転手の1人はロイターに対し、週末は抗議活動を停止するものの、週明け25日には再開するかもしれないとし、平日いっぱいはそのまま続く可能性を予告した。港湾作業量が限定的な土日の週末は抗議活動を止め、通常量の出入りが見込まれる平日には再開する可能性を示した。運転手側と関係当局との話し合いの結果次第で、抗議活動を再開するかが決まると語った。
カリフォルニア州は労働者の待遇改善を狙い、企業に対し、業務を委託するギグワーカーを「独立契約者」に分類しにくくする州法を打ち出したが、個人経営のトラック運転手らは、かえって保険加入が強制され、多額の出費につながるとして反対している。