[25日 ロイター] - ロシア連邦捜査委員会のアレクサンドル・バストルイキン委員長は、ウクライナ軍関係者らを人道に対する罪で起訴したと述べた。ロシア紙ロシースカヤ・ガゼータが25日、同委員長の話として報じた。
ウクライナ人は「人類の平和と安全に対する犯罪に関与しており、時効はない」と指摘。軍の指揮官とその配下92人を起訴、96人を指名手配にしたという。
ロイターは、同委員会の主張を確認していない。ウクライナ当局のコメントは得られていない。
バストルイキン氏は、ウクライナ東部で委員会が進めるウクライナ治安部隊の行動調査について、国連指揮下で行うことが可能かとの質問に、欧米諸国がウクライナを支援していることを踏まえると、独立国家共同体や集団安全保障条約機構など、ロシアのパートナーの協力が適切との考えを示した。その上で、ウクライナに対して独立した立場をとる国、「特に、シリア、イラン、ボリビア」の関与が「得策」と述べた。