[サンパウロ 31日 ロイター] - 10月のブラジル大統領選に関して31日に公表されたバンコ・ジニアルとクアエスト・ペスキザスの調査によると、ルラ元大統領が支持率で、現職ボルソナロ大統領に対する大幅なリードを維持している。
第1回投票で予想される支持率は、ルラ氏が44%、ボルソナロ氏が32%だった。2週間前には、それぞれ45%と33%だった。
このほか、中道左派ゴメス元財務相の支持率は前回の6%から8%に上昇した。
決選投票が行われた場合の支持率は、ルラ氏が51%、ボルソナロ氏が37%でその差は14%ポイント。前回の13%ポイントから若干リードを広げた。
一方、ボルソナロ政権に対する否定的な見方の割合は40%と2週間前の41%から低下。政権に対する肯定的な見方の割合は同1%ポイント上昇して30%となった。
調査は有権者2000人に対面で実施。誤差は2%ポイント。