[5日 ロイター] - 10月2日のブラジル大統領選挙に関する調査会社IPECの最新世論調査で、左派ルラ元大統領の支持率が現職の右派ボルソナロ大統領を13ポイント上回り、1週間前の前回調査からリードが拡大した。2人が決選投票に進んだ場合では、ルラ氏のリードは16ポイントに拡大した。
第1回投票でルラ氏に投票するとの回答は44%、ボルソナロ氏は31%。前回調査ではルラ氏が44%、ボルソナロ氏が32%だった。
両氏による決選投票の場合では、ルラ氏に投票するとの回答は52%、ボルソナロ氏は36%。前回調査ではルラ氏が13ポイント優勢だった。
ボルソナロ氏の現職大統領としての支持率も若干低下。福祉政策やインフレ対策が議会を通過したにもかかわらず、1週間前の31%から30%に低下した。不支持率は43%で、1週間前と同じだった。
調査は9月2─4日に2512人を対象に対面で実施した。調査の誤差は上下2%ポイント。