[マニラ 8日 ロイター] - 就任後初の外遊を終えたフィリピンのマルコス大統領は140億ドルの投資確約を得たとして、今週のインドネシア、シンガポール訪問が成功だったとアピールした。
マルコス氏は訪問先で政財界のリーダーらと面会し、フィリピンのビジネス開放姿勢を強調。道路、空港、港湾を整備・拡大するために民間資本を誘致した。
帰国した際の発言では、再生可能エネルギー、データセンター、電子商取引、ブロードバンド技術、政府住宅、農業への投資確約を取り付けたと説明。「これはわが国の経済回復に向けた取り組みを後押しし、フィリピンでさらなる雇用を創出するだろう」と述べた。