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米司法省、トランプ氏の要求拒否を最高裁に要請 押収機密文書巡り

発行済 2022-10-12 07:56
更新済 2022-10-12 08:00
© Reuters.  10月11日、米司法省は、連邦捜査局(FBI)がトランプ前大統領の邸宅「マールアラーゴ」で押収した機密文書を巡り、「スペシャルマスター(特別管理者)」と呼ばれる独立した

[ワシントン 11日 ロイター] - 米司法省は11日、連邦捜査局(FBI)がトランプ前大統領の邸宅「マールアラーゴ」で押収した機密文書を巡り、「スペシャルマスター(特別管理者)」と呼ばれる独立した裁定者にアクセス権を付与すべきとするトランプ氏側の要求を拒否するよう最高裁判所に求めた。

© Reuters.  10月11日、米司法省は、連邦捜査局(FBI)がトランプ前大統領の邸宅「マールアラーゴ」で押収した機密文書を巡り、「スペシャルマスター(特別管理者)」と呼ばれる独立した裁定者にアクセス権を付与すべきとするトランプ氏側の要求を拒否するよう最高裁判所に求めた。写真は9日、アリゾナ州メサで集会に出席するトランプ氏(2022年 ロイター/Brian Snyder)

トランプ氏は今月4日、8月にマールアラーゴから押収された約1万1000件の文書のうち、機密扱いの100件以上の文書への特別管理者のアクセスを禁じた控訴裁判所(高裁)の判断を不服として上告していた。

司法省は、トランプ氏が下級審の判決における「明確な誤り」を指摘せず、それによってどのような損害を受けたかも示していないとして、最高裁にトランプ氏の要求を拒否するよう求めた。

この訴訟で地裁は、特別管理者が精査するまで押収した機密文書を捜査で利用することを禁じる判断を示していた。

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