[2日 ロイター] - ウクライナの首都キーウ(キエフ)当局は、ロシアの攻撃で地域暖房システムが機能不全となる事態に備え、市内に1000カ所以上の暖房完備拠点を準備している。クリチコ市長が2日、明らかにした。
ウクライナのエネルギーインフラはミサイルやドローンによる攻撃で40%が破壊されており、市内の大半で断続的に停電や断水が発生、計画停電を余儀なくされている。
市長はメッセージアプリ「テレグラム」に、市当局はミサイル攻撃に伴う様々なシナリオを想定していると投稿。「最悪のシナリオは、電気も水も地域暖房もなくなる場合。そうした事態に備え、市内に1000カ所以上の暖房完備拠点を準備している」と述べた。
拠点には発電装置や水などの必要物資を備蓄するという。
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