[キーウ(キエフ) 8日 ロイター] - ウクライナのシュミハリ首相は8日、ロシア軍との戦闘の前線から離れている首都キーウ(キエフ)などの都市から住民を避難させる必要は現時点ではないとの見解を示した。
ロシア軍がウクライナのエネルギーインフラを標的に攻撃を続ける中、キーウ市長は住民に対し、電力と水道が完全に失われる事態を含め、あらゆる状況を想定するよう呼びかけている。
こうした中、シュミハリ首相は閣議後に「首都キーウを含め、前線から離れた都市で住民の避難を実施する必要は現時点ではない」と述べた。