[ソウル 9日 ロイター] - 韓国国防省は9日、同国領海で回収した北朝鮮のミサイルの残骸を分析した結果、旧ソ連製地対空ミサイルSA5の一部であることが判明したと発表した。
韓国軍合同参謀本部は7日、北朝鮮が先週発射した短距離弾道ミサイルの一部とみられる破片が韓国海軍の潜水調査船によって回収されたと明らかにしていた。
軍の分析によると、残骸は全長約3メートル、幅2メートル。同省によるとSA5は地対地ミサイルの特徴も備えており、ロシアがウクライナで地上攻撃に同様のミサイルを使っている。
「SA5ミサイル発射は明らかに意図的な挑発行為だった」と非難した。
米戦略国際問題研究所(CSIS)のミサイル防衛プロジェクトによると、同ミサイルは世界各地に輸出されており、いまだに12カ国以上で現役のままだという。
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