[18日 ロイター] - イランのエスラミ原子力庁長官は18日、国際原子力機関(IAEA)は同国の核活動を全て把握していると述べた。イラン労働通信(ILNA)が伝えた。
「イランはIAEAが認識していないことを行っておらず、今後も行わない」と言明した。
「われわれの活動は全て規制の枠内で行われている」とし「(イランとIAEAの)協力の基準である保障措置については何の問題もない」と主張した。
イランの未申告施設3カ所でウランの痕跡が検知された問題で、IAEAは17日の理事会で同機関の調査に早急に協力するよう求める決議を採択した。イランがウラン粒子の起源を説明し、IAEAに対して全ての回答をすることが「不可欠かつ緊急」と指摘した。