[リマ 4日 ロイター] - ペルーで4日、カスティジョ前大統領の罷免に抗議して議会本部に向かっていたデモ隊に警察が催涙ガスを発射した。
警察は議会につながる道路を閉鎖。交通当局によると、全国で35カ所が封鎖されている。先月のデモでは全国で約20人の死者が出た。
4日には首都リマとアレキパで抗議活動が行われ、国旗を持ったデモ参加者がボルアルテ新大統領の辞任、議会の閉鎖、憲法改正、カスティジョ氏の釈放を求めた。
インカ帝国の遺跡マチュピチュでも、観光客2062人が避難する騒ぎとなり、当局はマチュピチュ行きの列車の運行を停止したと明らかにした。
オタロラ首相は平和的な抗議活動を呼びかけていた。