[オスロ 9日 ロイター] - スウェーデン政府は9日、防衛協力協定(DCA)を通じた米国との安全保障協力強化に向けて協議を開始したと発表した。
スウェーデン国防省は、DCAによって同国における米軍駐留の法的枠組みが整備され、北大西洋条約機構(NATO)加盟で促進される以上に緊密な二国間協力が可能になると説明。
「米国はスウェーデンにとって、二国間でもNATO内でも最も重要な安全保障と防衛のパートナーだ」と述べた。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、スウェーデンはフィンランドと共に昨年5月にNATO加盟を申請したが、加盟国のハンガリーとトルコはまだ批准していない。