💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

カナダ・メキシコに有利な判断、自動車貿易ルール巡り米と対立

発行済 2023-01-12 10:40
更新済 2023-01-12 10:46
© Reuters.  1月11日、 2020年に発効した北米貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の下で紛争を処理する委員会は、自動車の原産地規則を巡る米国の解釈に対するカナダと

[オタワ 11日 ロイター] - 2020年に発効した北米貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の下で紛争を処理する委員会は11日、自動車の原産地規則を巡る米国の解釈に対するカナダとメキシコの異議申し立てを認め、両国の部品メーカーに有利な判断を示した。

USMCAでは、自動車部品の75%が北米で生産されたものでなければ免税の対象にならないが、その数字の算出方法について意見の相違があった。

メキシコとカナダは、エンジンやトランスミッションなど「コアパート(中核部品)」の域内調達比率が75%である場合、USMCAでは自動車全体の域内調達比率を計算する際にその数字を100%に切り上げることを認めていると訴えていた。

一方、米国は自動車全体の調達比率を決定する際に「コアパート」の調達比率を切り上げるべきではないとしていた。

© Reuters.  1月11日、 2020年に発効した北米貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の下で紛争を処理する委員会は、自動車の原産地規則を巡る米国の解釈に対するカナダとメキシコの異議申し立てを認め、両国の部品メーカーに有利な判断を示した。写真はUSMCA加盟国の旗。米ミシガン州デトロイトで2018年8月撮影(2023年 ロイター/Rebecca Cook)

米通商代表部(USTR)のアダム・ホッジ報道官は、今回の判断は「米国の雇用減少」につながる可能性があるため「残念だ」と述べた。

USMCAの下、米国は紛争処理委員会決定の適用方法についてカナダ、メキシコと合意しないと報復関税に直面する可能性がある。

同報道官は「報告書を見直し、次のステップを検討している。紛争解決の可能性についてメキシコおよびカナダと話を進める」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます