[ワシントン 23日 ロイター] - 米ホワイトハウスは23日、司法省が20日にデラウェア州ウィルミントンにあるバイデン大統領の私邸を捜索したことについて、バイデン氏の個人弁護士による同省への「自発的かつ積極的な申し出」を受けたものと説明した。
バイデン氏の弁護士は21日、同省がこの捜索で機密文書など新たに6点の資料を発見したと発表していた。見つかった機密文書や関連資料は、上院議員時代(1973─2009年)や副大統領時代(09─17年)のものという。
ホワイトハウスのサムズ報道官は「大統領の個人弁護士が司法省に対して、私邸への立ち入りを自発的かつ積極的に申し出た」と述べた。押収された資料の詳細には言及しなかった。
バイデン氏には捜索の間、情報が伝えられていたという。
サムズ報道官はまた、ホワイトハウスの顧問弁護士が共和党主導の下院監視委員会委員長に対し、バイデン氏の私邸や事務所で見つかった機密文書に関する質問に応じる書簡を送ったと明らかにした。