[25日 ロイター] - 米州機構(OAS)の常任理事会は25日、ペルーのボルアルテ大統領に対する「全面的な支持」を表明した。
ペルーではカスティジョ前大統領の罷免と拘束を発端とする抗議活動が12月から続いており、デモによってこれまでに50人以上の死者が出ている。
常任理事会にオンラインで参加したボルアルテ大統領は、ペルー議会に対し「可能な限り」早期の選挙を承認するよう要請したと述べた。
議会は、選挙を2026年から24年4月に前倒しすることを認める最終投票を行う予定だが、数週間に及ぶ社会不安で死者が増えるにつれ、選挙をさらに前倒しするよう圧力が高まっている。