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イスラエル首相、ウクライナ・ロシアの仲介役検討も 要請あれば

発行済 2023-02-01 11:25
更新済 2023-02-01 11:28
© Reuters.     イスラエルのネタニヤフ首相は31日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、両国と米国から要請があれば、双方の仲介役を務めることを検討する意向を示した。資料写真、同国のハイファ

[31日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は31日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、両国と米国から要請があれば、双方の仲介役を務めることを検討する意向を示した。

CNNのインタビューで「あらゆる関係当事国から要請があれば、確かに検討するが、自ら進んで行うつもりはない」と発言。さらに「適切なタイミングと状況」でなければならないと語った。

© Reuters.     イスラエルのネタニヤフ首相は31日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、両国と米国から要請があれば、双方の仲介役を務めることを検討する意向を示した。資料写真、同国のハイファで同日撮影(2023年 ロイター/Amir Cohen)

また、「台所に料理人が多すぎてはならない」とも述べ、イスラエルの同盟国である米国からの要請も必要だと指摘。リーダーが多いとまとまらないという考えを示唆した。

ネタニヤフ氏は昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始直後に仲介役を頼まれたが、当時は首相ではなく、野党党首だったため断ったと明らかにした。誰に頼まれたかには言及しなかった。依頼は非公式だったという。

ウクライナは当時イスラエルの首相だったナフタリ・ベネット氏に仲介役を依頼し、ベネット氏は昨年3月にロシアのプーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談したが、和平交渉を成立させるには至らなかった。

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