[アウグストドルフ(ドイツ) 1日 ロイター] - ドイツのピストリウス国防相は1日、ウクライナへの主力戦車「レオパルト2」供与を決めたことに関連し、国内備蓄を補充するため早期に新たな戦車を発注する必要があると述べた。
ウクライナにレオパルト2を14両供与することが決まった独西部アウグストドルフの戦車大隊を訪問し、「新しい戦車の生産を開始できるよう、1年後ではなく早急に発注することが極めて重要だ」と記者団に語った。
戦車購入資金について、ロシアのウクライナ侵攻を受けて軍の近代化のため創設された1000億ユーロの特別基金増額を求めているかと問われたのに対し、どこから拠出されても「構わない」とも述べた。
防衛業界幹部と1月31日に協議を行ったことを明らかにしたが、詳細には踏み込まなかった。