[キーウ 3日 ロイター] - ウクライナのレズニコフ国防相は3日、北大西洋条約機構(NATO)諸国から供与される新たな戦車は、ロシアの防衛線突破に向けたウクライナの反攻において「鉄拳」の役割を果たすだろうと述べた。
ポーランドのブワシュチャク国防相との会談後の記者会見で、西側諸国からの155ミリ砲弾の供与は南部および東部でのロシア軍の攻撃を切り抜けるためにウクライナにとって不可欠と指摘。「NATO諸国の主力戦車との新たな戦車連合が反攻において必要だ。われわれはこれを鉄拳のように活用し、ロシアの防衛線を突破する」とした。
ブワシュチャク国防相は、ポーランドは西側諸国が供与した戦車の使用に向けたウクライナ兵の訓練を支援しており、訓練の完了は「数日や数カ月ではなく数週間」の問題とした。