[台北 9日 ロイター] - 台湾の蔡英文総統と頼清徳副総統がトルコ地震の救助活動を支援するためそれぞれ1カ月分の給与を寄付すると、総統府が9日に発表した。
総統府は、蔡氏と頼氏は「トルコが一日も早く祖国を再建するために自分たちの役割を果たしたいと考えている」とした。
シリア国境に近いトルコ南部で6日に発生した大地震では、両国の死者数が合わせて1万2000人を超えている。
蔡氏と頼氏は昨年も、戦火に見舞われたウクライナの人道支援活動のために1カ月分の給与を寄付している。蔡氏の月給は40万台湾ドル(約1万3300ドル)前後。
今回のトルコ地震では、台湾は既に200万ドルの資金提供を発表。捜索活動を支援するためにトルコに救助隊を派遣している。
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