[ブリュッセル 9日 ロイター] - イタリアのメローニ首相は9日、パリで行われたウクライナのゼレンスキー大統領との晩さん会に招待されなかったとしてドイツとフランスを非難した。
マクロン仏大統領とショルツ独首相は8日夜、翌日の欧州連合(EU)首脳会議に先立ってゼレンスキー氏と会談した。しかし、昨年に両首脳と当時のドラギ・イタリア首相が協力してウクライナ問題に臨んだのと対象的に、10月に就任したメローニ氏は蚊帳の外に置かれる格好となった。
首脳会議のためブリュッセルに到着したメローニ氏は記者団に、こうした疎外は「不適切」と感じると批判し、「この戦いにおけるわれわれの強さは一致にある」と訴えた。