[ワシントン 11日 ロイター] - バイデン米大統領は11日、ホワイトハウスで共和・民主両党の州知事と夕食会を開き、今後も超党派で国民の生活改善と経済再建に向けた取り組みを続けるよう訴えた。
夕食会にはハリス副大統領や31州の知事が出席。バイデン氏は、インフラ投資や半導体の国内製造への投資を促す法律が制定されたことについて「超党派による前進だ」と評価。「党派色をさらにもう少し薄め、国民の生活を変えるため、仕事を成し遂げることを期待する」と述べた。
また「誰もがそうだろうが(私には依然として)戦う用意がある」とも発言。両党は必ずしも見解が一致していないが、ともに仕事をすることで現状を変えることができると述べた。
ユタ州のコックス知事(共和党)は、両党がホワイトハウスで「一緒に食事をする」ことは「非常に象徴的だ」と発言。大半の有権者は両党の協力強化を望んでいると述べた。
ただ、銃規制や性的少数者などさまざまな問題を巡ってバイデン氏と対立しているフロリダ州のデサンティス知事(共和党)は、夕食会への出席を見送った。