[14日 ロイター] - プーチン・ロシア大統領がアゼルバイジャンのアリエフ大統領と電話会談し、南コーカサス地域の安定と安全保障確保の重要性を強調した。ロシア大統領府(クレムリン)が14日、明らかにした。
旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの間では、係争地ナゴルノカラバフを巡る対立から緊張が高まっている。この地域は、住民の大半がアルメニア人にもかかわらず、国際的にはアゼルバイジャン領とみなされている。
ロシア大統領府は、「アゼルバイジャン・アルメニア国境地域の安定と安全保障確保に向けたたゆみない前進の重要性が強調された。この点においてロシア、アゼルバイジャン、アルメニア間の最高レベルの関連合意が全て無条件で実施されるべきであることが再確認された」とする声明を発表した。