[ワシントン 26日 ロイター] - 米共和党全国委員会のロナ・マクダニエル委員長は26日、2024年大統領選の候補に対し、党指名争いの最終的な勝者を支持する誓約書に署名を求める方針だと明らかにした。
誓約書に署名できない候補者は、州ごとの候補指名争いの際に党主催の討論会に参加できなくなるとした。米CNNの番組で話した。
再出馬を表明しているトランプ前大統領は党内の人気が依然高いが、自身を支持してきた元国連大使のニッキー・ヘイリー氏が対抗馬として浮上。
トランプ氏は今月初めのラジオのインタビューで共和党の最終的な候補者を支持するかどうかについて「誰が候補になるかによる」と述べて明言を避けた。
マクダニエル氏は「党員は、党が団結する姿を見たがっている。内輪もめは望んでいない」と強調した。
マクダニエル氏の発言について、トランプ氏陣営の広報担当者はロイターに対し、「トランプ氏は共和党の候補者を支持することになる。自身が候補になるからだ」と述べた。