[ワシントン 2日 ロイター] - 米政府高官は2日、バイデン大統領とショルツ独首相が3日に行う会談ではウクライナ戦争が主な議題になるとした上で、中国がロシアに兵器を供給する可能性への懸念についても触れる可能性があると述べた。
同高官は「会談の包括的な目的は両首脳がウクライナ問題で具体的に協調できる機会になることだが、ウクライナに関する議論の中で、中国に触れる可能性はあり得る」と述べた。
米国はこれまで中国がロシアに兵器を提供した証拠を確認していないが、状況を注視しているという。
中国はロシアを武装化する意図を否定し、ウクライナに兵器を供給している西側諸国に対し、そのよう支援は平和をもたらさず「火に油を注ぐ」ことになると警告している。