[ウェリントン 13日 ロイター] - ニュージーランドのマカナルティ防災相は13日、先月発生したサイクロン「ガブリエル」による被害からの復旧に伴い、14日に非常事態宣言を解除すると発表した。
ガブリエルは2月初旬に北島に被害をもたらし、洪水や土砂崩れで11人が死亡した。
マカナルティ氏は、被害が最も深刻だった地域は移行期に入り、中央政府が支援や人材派遣を続けると説明。「電力や通信の復旧が大きく進展し、連絡が取れなかった全員の所在が判明したが、これらの地域ではまだ大きな影響が残っている」と述べた。