[ペシャワール/カブール 22日 ロイター] - アフガニスタン北東部で21日夜に発生したマグニチュード(M)6.5の地震で、隣国パキスタンを含めて少なくとも13人が死亡し、90人以上が負傷した。当局者が明らかにした。
パキスタン政府の当局者によると、同国北西部で少なくとも9人が死亡し、44人が負傷した。
アフガン保健省の当局者は、同国で少なくとも4人が死亡し、50人が負傷したと述べた。
欧州地中海地震学センター(EMSC)は、パキスタン、インド、ウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタン、キルギス、アフガニスタン、トルクメニスタンにまたがる横1000キロメートル超の範囲で揺れが感じられたと報告した。
米地質調査所(USGS)によると、震源はアフガン北東部バダフシャン州ジュルムの南東40キロにあるヒンドゥークシュ山脈で、震源の深さは約187キロ。