[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア国防省は、首都モスクワの南220キロに位置するトゥーラ州キレエフスクで26日、ウクライナによるドローン(無人機)攻撃を阻止したと発表した。ドローンが墜落し、3人が負傷したほか、複数の家屋が損壊したという。
ウクライナ側は現時点でコメント要請に応じていない。ただ、これまでにはウクライナのドローンがロシア領内に飛来し、民間インフラに損害を与えたとするロシアの主張を否定している。
ロシア国防省はウクライナの「ツポレフ141」が攻撃に使用されたとの見解を示した。
電子ユニット「ポーレ21」がウクライナのドローンに対して行動を起こした結果、ドローンはキレエフスク付近に墜落したという。
ソーシャルメディアに投稿された動画や写真では、屋根や壁が大きく損傷した建物の近くに爆発によるものとみられる穴が写っている。
ロイターはこれらの画像を確認できていない。