[11日 ロイター] - 中国の中央気象台は、首都・北京市など複数の地域が12日まで激しい砂嵐に見舞われるとし、呼吸器疾患や視界不良に注意するよう呼びかけた。国営メディアが報じた。
北京では過去数週間、砂嵐が発生。警報としては4段階で最も低い「青色」警報が発令されている。
大気汚染データを提供するIQAirによると、北京の粒子状物質の濃度は現在、世界保健機関(WHO)の基準の46.2倍。
中央気象台によると、陝西省、山西省、河北省、山東省、江蘇省、安徽省、河南省、湖北省、内モンゴル自治区、上海市が現地時間12日午前8時まで砂嵐や粉塵の影響を受ける見通し。