[台北 13日 ロイター] - 台湾の王国材交通相は、中国が台湾北部で16日に飛行禁止空域の設定を計画しているのに伴い、約33の航空便が影響を受けるとの見方を示した。台湾の中央通信社(CNA)が報じた。
王氏によると、台湾が中国側に計画の大幅見直しを求めた結果、航空便への影響が大きく軽減されることになったという。
飛行禁止空域の設定を巡っては、ロイターが12日に最初に報じた。台湾交通部(交通省)は、中国が16─18日に台湾の北方に飛行禁止区域の設定を通知してきたが、台湾が抗議した結果、16日の27分間に短縮されたと明らかにした。
王氏は、日本の航空当局と協議したと説明。影響を受ける航空便のルート変更に伴う飛行時間の延長は1時間以内との見方を示した。