[18日 ロイター] - ロシア下院は18日、国家反逆罪に終身刑を科すことを可能にする法改正案を可決した。ウクライナ侵攻開始以来、ロシア国内で反体制派や反逆者と見なす人物への処罰を強化する流れが続いている。
下院はまた、さまざまなテロ行為および破壊工作に科される最高の刑期を延長する案も可決した。ロシアが加盟していない国際組織の法的決定を実行する手助けをした場合に5年以下の禁錮刑を科す新法も導入した。
国際刑事裁判所(ICC)は先月、ウクライナからの子ども連れ去りに関与した疑いがあるとしてプーチン大統領に逮捕状を出しており、これに対抗した措置。
一連の法改正案は、上院が可決し、プーチン大統領が署名すれば成立する。
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