[ウェリントン 21日 ロイター] - 英国のクレバリー外相は、スーダン危機への対応調整に注力するため、21日に太平洋地域歴訪を切り上げる。ニュージーランド内務省が明らかにした。
クレバリー氏は同日にサモアで同国当局者らやニュージーランドのマフタ外相と会談した後、22日にニュージーランドで相互協議と記者会見を行う予定だった。
ニュージーランド外務省は20日、クレバリー氏はサモア訪問を中止し、英国の危機対応がより円滑にできるニュージーランドに直行すると発表していた。
スーダンでは今月、正規軍と民兵組織「即応支援部隊(RSF)」との軍事衝突が発生。クレバリー氏は21日、紛争解決に一致して取り組むため国際協議を行ったとツイッターで説明。
「英国はスーダンの和平に根気強く取り組んでいる。この暴力は終わらなければならない。われわれは国際的パートナーと共に永続的な停戦を求める」と述べている。