[28日 ロイター] - 5月6日に戴冠式を迎えるチャールズ英国王の支持率が低下しているものの、国民の半分は仕事ぶりを評価していることが、28日に公表されたイプソスの世論調査で分かった。
調査では、回答者の49%が国王の仕事ぶりを評価。評価しないとの回答は9%だった。約3割はどちらでもないと答えた。
昨年9月にエリザベス女王の後を引き継いだ際の支持率は61%だった。
イプソスUK・アイルランドのチーフエグゼクティブ、ケリー・ビーバー氏は「戴冠式まで2週間を切るという時期に、国民の半分が既に仕事ぶりを評価していることに国王は満足かもしれない。首相には羨ましい数字だろう」と述べた。
調査では国民に最も人気があった王族はキャサリン妃で、夫のウィリアム王子を抑えてトップとなった。一方、最も不人気だったのはヘンリー王子とメーガン夫人、カミラ王妃だった。