[キーウ 8日 ロイター] - ウクライナの首都キーウ(キエフ)でロシアの攻撃により少なくとも5人が負傷したと、市当局者が8日明らかにした。
キーウのクリチコ市長はメッセージアプリ「テレグラム」で、市中心部西側の地区で3人が爆発により、2人が無人機(ドローン)の残骸の落下で負傷したと述べた。爆発はまだ続いているという。
キーウの当局者は現地時間8日午前0時過ぎにテレグラムのチャンネルで「キーウ郊外で防空が機能している」と述べ、空襲警報が鳴りやむまで避難所で待機するよう呼びかけた。
南部オデーサの軍報道官セルヒー・ブラチュク氏は、テレグラムのチャンネルで「敵のミサイル攻撃があった」と述べた。
ウクライナ公共放送サスピルネも、オデーサで爆発が起きて火災が発生したと伝えた。南部ヘルソンでも爆発音がしたという。
ロイターは、これらの報道を独自に確認できていない。
またロシアは7日に北東部のスムイ州の8カ所を砲撃した。現地の軍当局がフェイスブックに投稿した。