[エルサレム 8日 ロイター] - イスラエル外務省は8日、コーヘン外相がブリンケン米国務長官と電話会談を行い、一段と多くの中東諸国との外交関係樹立に向けた取り組みについて協議したと明らかにした。
イスラエル外務省は声明で「コーヘン外相は、地域の安定を促進することを目的としたイスラエルの最近の活動について、ブリンケン長官に報告した」とし、「(イスラエルとアラブ首長国連邦などが国交を正常化した)『アブラハム合意』の拡大・深化の一環として、さらなる正常化の動きを進めることについて協議した」とした。
米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、米政府はイスラエルとサウジアラビアとの間の関係構築に努力していると述べていたが、イスラエル外務省は特定の国名は挙げなかった。