[バンコク 9日 ロイター] - 職権乱用の罪で実刑判決を受け2008年から国外逃亡中のタイのタクシン元首相(73)は9日、帰国する意向を明らかにした。
「私は再び許可を求める。私の誕生日の前に孫に会うために7月中に帰国することにした」とツイッターに投稿した。誰からの許可かは触れなかった。「家族と離れ離れになって17年。私は年を取った」とした。
同氏はこれまでも帰国を何度も約束したが果たしていない。ただ、帰国の明確な時期を示したのはここ数年で初めてだった。
5月14日の総選挙を前にタクシン派の最大野党「タイ貢献党」は支持率で他を大きく引き離して首位に立っている。
同党の首相候補にはタクシン氏の次女ペートンタン・シナワット氏も名を連ねており、先週、第2子を出産した。
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