[9日 ロイター] - ベラルーシのルカシェンコ大統領は9日にモスクワで開かれた対ドイツ「戦勝記念日」のイベントに出席するための短い距離をわざわざ車で移動せざるを得ず、プーチン大統領主催の昼食会は欠席した。
ルカシェンコ氏は疲れた様子で足元がややふらつき、右手に包帯が巻かれているのが見えた。このため、他には体調の悪化を示す兆しはなかったものの、インターネット上でルカシェンコ氏の健康状態を巡る憶測が高まった。
ベラルーシ当局はルカシェンコ氏の健康状態について声明を発表していない。しかし同氏はこの2週間、公的なイベントにほとんど姿を見せておらず、出席した数少ないイベントの1つでは声がかすれていた。
ルカシェンコ氏はプーチン氏と近い関係にある。