[11日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、早期の欧州連合(EU)加盟に向けた計画の柱である刑事・法執行制度の改革案を承認したと発表した。
ウクライナはEU加盟を正式申請しているが、EUは汚職撲滅や法整備、司法制度改革が重要とみている。
ゼレンスキー氏は演説で「早期のEU加盟という目標にかなう、正義と法の支配を保証する制度をわが国で整備する必要がある」と強調。「国家への信頼は、国家の名の下で行動する者への信頼に基づく。法執行・検察制度とともに、国家機関で働く全ての者がその鍵を握る」と述べた。