[11日 ロイター] - シャーマン米国務副長官が今夏に退任する見通しだとCNNが11日、関係者の話として報じた。理由には言及していない。後任は不明という。
外交政策のベテランであるシャーマン氏は2021年4月に国務副長官に就任し、米中関係などさまざまな政策分野に携わってきた。
複数の関係者は、ブリンケン国務長官が対中政策に関する職務をシャーマン氏にほぼ委ねていたとロイターに語った。
関係者の1人によると、国務省ではこのほかにも交代が見込まれ、制裁担当高官のジェームズ・オブライエン氏が国務次官補(欧州担当)に起用される可能性が高いという。
国務省は現時点でコメント要請に返答していない。