[モスクワ 15日 ロイター] - ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は15日、同氏がウクライナにロシア部隊の位置情報提供を申し出たとの米紙報道を否定した。
ペスコフ・ロシア大統領報道官も報道はデマとの見方を示した。
米紙ワシントン・ポストは、米情報当局の流出資料に基づき、プリゴジン氏が今年1月に、ウクライナ軍がバフムトから撤退することを条件に情報当局にロシア軍の位置情報提供を提案したと伝えた。
プリゴジン氏は通信アプリのテレグラムへの投稿で、報道内容を「ばかげている」と指摘し、ロシア政財界のエリートが同氏への攻撃に関与しているとの見方を示した。
米ホワイトハウスの報道官は報道についてコメントを差し控えた。