[ニューデリー 30日 ロイター] - エリック・ガルセッティ駐インド米大使は30日、米国とインドの友好関係はかつてないほど強固で、ロシアのウクライナ侵攻を巡る両国の見解の相違でこの関係が損なわれることはないと述べた。
また、インドが主要7カ国(G7)や欧州連合(EU)、オーストラリアが導入したロシア産原油の価格上限の維持に協力していると評価した。
「われわれはロシアのウクライナ侵攻について発言することを止めない。100%同意することはないが、両国関係における勢いは止めない」とCNNで述べた。
バイデン米大統領は主に中国に対抗するため、インドとの関係強化に動いている。インドのモディ首相は6月21─24日の日程で米国を訪問する。ガルセッティ氏はモディ氏の訪米について、サプライチェーン(供給網)で米国が特定地域への依存から脱却するのに役立つと説明した。