[1日 ロイター] - 2024年の米大統領選の共和党候補指名獲得を目指すトランプ前大統領とデサンティス・フロリダ州知事は1日、経済の立て直しや政府改革を巡って激しい舌戦を繰り広げた。
トランプ氏は支持率でトップを走り、2位のデサンティス氏を大きく引き離している。
トランプ氏はアイオワ州クライブでのタウンホールで「私は2番手の候補と戦うが、あまりに急激に落ち込んだので彼はそれほど長くは2位にいられないだろう。3番目か4番目になると思う」と語った。
両氏は相手の政府改革と経済再建計画を攻撃。デサンティス氏はニューハンプシャー州での選挙イベントで記者団に、トランプ氏は大統領在任中に仕事を成し遂げられなかったと主張した。
有権者は大統領を2期8年務めることができる候補を選ぶべきとし、「トランプ氏が(計画の実現に)8年必要なら同氏に投票するべきではない。自分なら6カ月でこの国を浮揚させる」と語った。
来週にも共和党候補指名争いに名乗りを上げるとみられるペンス前副大統領やクリスティー前ニュージャージー州知事らについて、トランプ氏は「なぜ出馬するのか分からない。(支持率は)1%だ。ゼロもいる」と述べた。