[キーウ 14日 ロイター] - ウクライナ南部の黒海に面したオデーサ(オデッサ)と東部ドネツク州で14日朝にかけてロシアのミサイル攻撃があり、ウクライナ軍や地元当局者によると少なくとも6人が死亡した。
オデーサでは民間の建物が破壊され少なくとも3人が死亡。ウクライナ軍によると、巡航ミサイル4発が撃ち込まれた。当局は2発を撃墜したとしている。
地元当局者のメッセージアプリ「テレグラム」への投稿によると、攻撃により中心部のビジネスセンター、教育機関、集合住宅、食品店などが被害を受けた。死亡した3人は小売りチェーンの倉庫で働いていた。ミサイルが倉庫に命中して火災が発生、負傷者も7人に上ったという。
ドネツク州ではクラマトルスクで2人、コンスタンチノフカで1人、計3人の民間人が犠牲になった。
ロシアからのコメントは現時点で得られていない。