[19日 ロイター] - バイデン米大統領は19日、ロシアのプーチン大統領による戦術核兵器使用の脅威は「現実的」だと述べた。カリフォルニア州の献金者との会合で語った。
バイデン氏は17日、ロシアによるベラルーシへの戦術核配備について「完全に無責任」だと批判していた。
ベラルーシのルカシェンコ大統領は先週、ロシアから戦術核兵器の搬入が始まったと明らかにした。その一部は、1945年に米国が広島と長崎に投下した原子爆弾の3倍の威力があると述べた。
米政府は、ロシアが核兵器使用の準備をしている兆候は見られないとの認識を示してきた。