[ドバイ 21日 ロイター] - イランの核開発問題を巡る交渉でイラン側の責任者を務めるアリ・バゲリ・カニ氏はこのほどカタールの首都ドーハで、仲介役である欧州連合(EU)の欧州対外活動庁のモラ事務局次長と会談した。
バゲリ・カニ氏はツイッターに「ドーハでモラ氏と真剣かつ建設的な話し合いを行った。制裁解除の折衝を含む幅広い課題について見解を交わし、協議した」と書き込んだ。
モラ氏はツイッターにドーハでの話し合いは「中身が濃く」、「核合意を巡る進展方法など二国間、地域、海外のさまざまな難しい問題」が俎上に上ったと投稿した。
イランと西側諸国の当局者はイラン核合意の復活に向けてこの数週間に何度も会談を繰り返している。
バゲリ・カニ氏によると、同氏は先週アラブ首長国連邦(UAE)で英国、ドイツ、フランスの責任者と会い、「幅広い問題や双方の懸念」について話し合った。